賃貸借契約・トラブル
部屋を退去するときに、原状回復費用が高く請求されました。明らかに過剰請求だと思うのですが、どうすればいいですか?
まず、部屋を退去するときに原状回復費用を請求された場合、その請求が適正なものであるかどうかを確認する必要があります。原状回復費用とは、借主が借りた部屋を元通りの状態に戻すために必要な費用のことで、賃貸契約で借主に負担することが定められることがあります。しかし、その費用が適正なものであるかどうかは、契約書の細部や実際の状況によって異なるため、主張することができます。
もし、請求された原状回復費用が適正なものでないと判断した場合、以下の手順を踏むことができます。
1.契約書の確認
まず、借りていた部屋の賃貸契約書を再度確認し、原状回復費用について明記されているかどうかを確認します。契約書に記載されている原状回復費用が適正であるかどうかを判断する必要があります。もし契約書に適正と思えない費用が明記されている場合、事前にその旨を申し出ることで解決することもできます。
2.借りていた部屋の実状確認
原状回復費用を請求された場合、借りた部屋が実際どのような状態にあったのかを確認することが大切です。借りた部屋がきちんと掃除され、通常の使用に伴う劣化があっただけであれば、原状回復費用は適正でないと主張することができます。借りた部屋についての写真などの証拠を取ることをおすすめします。
3.見積もりの確認
原状回復費用を請求する際には、見積もりが必要となります。請求された原状回復費用が高く感じる場合、見積もりが適正かどうかを確認することができます。見積もりの内容が不明瞭である場合、請求された金額が適正かどうかの判断が困難となるため、詳細を問い合わせ、確認することが必要です。
4.交渉
原状回復費用を適正だと認められなかった場合は、賃貸契約上会社は証拠を提出する必要があります。不適正と判断された場合は、交渉を行い、再度の見積もりを求めるなど、解決策を模索する必要があります。もしその方法でも解決できない場合は、消費者センターや行政機関に相談することもできます。
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